この記事につきましても,こういったことにもっと詳しい方は多くいらっしゃることとは思いますが…
さて,現場で以下のように胸高直径を測定した結果を入力して,持ち帰りました.iPad内に保存されているこのデータを,パソコンに移したいところです.
そのためには,まずそのファイルをiPadで開き,画面右上にあるスパナのような絵をタップ(選択)します.
そうしますと,このような画面になりますので,「ツール」の中から「共有とプリント」をタップします.
今度はこのようなメニューが出て来ます.
データの移し方にはいくつかの方法がありますが,今回はiPadとパソコンをつなぎ,iTunesを使ってデータを移す方法をご紹介します.
この場合は,いくつかある選択肢の中から,「iTunesに送信」をタップします.
そうしますと,どのような形式のデータを送るかを聞いてきます.
多くの方は表計算ソフトとしてExcelをお使いかと思います.その場合は,右端の「Excel」の絵をタップします.
すると,iPad内のデータのパソコンへの転送が始まります.
パソコンでiTunesを見てみます.
iTunesの画面左側の「デバイス」というところで,パソコンにつないでいるiPadをクリックし,画面右側上部の「App」をクリックします.
さらに,その下の「ファイル共有」というところでNumbersをクリックしますと,その右側の「Numbersの書類」というところに,転送したファイルが表示されていることがわかります.
このファイル(例では「森林調査2010.xls」)を適当なところにドラッグ&ドロップして保存します.そのファイルを開きますと,以下のように,Excelでデータを見ることができます.
野外調査において記録を取るには,やはり「紙と鉛筆」が最も優れていると思います.濡れても壊れませんし,落としても壊れません.iPadにしてもノート・パソコンにしても,濡れたり落としたりすると壊れてしまい,中のデータが容易には取り出せなくなることもあるでしょう.
ただ,現場で,例えばデータを並び替えたりといった操作をしないといけない場合は,iPadやノート・パソコンなどのデジタル機器は便利です.
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