冬の三瓶演習林

今日は森林環境学講座の卒業論文・修士論文発表会が行われています。

それとは直接は関係のない話題なのですが…1月下旬の雪に覆われた三瓶演習林の様子をご紹介します。

1月下旬のこの日、三瓶演習林獅子谷団地では65cmほどの雪が積もっていました。

雪がない時には演習林入口の看板はこのように見えていますが…

（写真は2011年に撮影したもの）

この日はこのようにかなり雪に埋もれていました。

まだ除雪をしていませんでしたので、スノーシューを履いて入りました。

スノーシューを履いていると、下の写真のように足があまり沈み込まなくて済みます。

試しにスノーシューを脱いで足を下ろしてみると…ズボッ　30cmほど足が沈み込んでしまいました。これではとても歩けません。

雪の上にはいろんな鳥やイノシシなど何種かの動物の足跡が見られます。

これはウサギの足跡。さて、どちらに向かって進んでいるのでしょうか。

落葉広葉樹林はこんな様子です。

普段は林床にササが密生していて歩きにくいことこの上ない場所なのですが、ササも今は雪の下。見通しがよいです。

その後一度は春のような暖かさになりましたが、また雪が降ったりしていますね。

三瓶演習林周辺の雪の状況を確認するには

昨日（12月2日）の三瓶演習林周辺では、道路沿いの気温表示は朝から夕方までずっと1℃でした。
そして、ずっと雪がちらついていました。写真ではわかりにくいですが、三瓶山には雪が積もっています。

さて、松江市にある島根大学キャンパスから三瓶演習林に行く時には、雪が積もっているかどうか道路状況が気になります。
三瓶演習林に行く前には、以下のサイトのライブカメラで道路状況を確認しています。


■しまね防災情報
ここでは県内各地の道路カメラ情報を見ることができます。

三瓶演習林最寄りのカメラは「山口」です。

上図で赤く囲んだ「山口」をクリックしますと、道路を撮影しているカメラからの画像を見ることができます。

■島根県立三瓶自然館サヒメル

島根県立自然館サヒメルのライブカメラからの情報もチェックしています。

島根県立自然館サヒメルのWebサイトで「ライブカメラ」をクリックします。

そうしますと、島根県立自然館サヒメルの前の道路の画像を見ることができます。結構、積もっていますね。

これからの季節、十分に気をつけて三瓶演習林に行かないとなあと、あらためて思っているところです。