2011年6月13日月曜日

iPad版Numbersで並べ替え(ソート)を行う

 島根大学演習林にはiPad(Wi-Fiモデル)があるのですが,せっかくあるなら,これを野外調査にも使えないかと思っています.
 例えば,毎木調査の時に,前回調査の結果を参照するとか,現場で胸高直径を入力して並べ替え,何本かを選んで樹高を測るとか.他にも使い道はあるでしょう.
 落としたら壊れるとか,雨に降られたら…とか,現場で入力した数値のバックアップは…とかいろいろ心配もありはしますけれども…

 さて,このiPadには,表計算アプリ「Numbers」を入れています.
 よく使うパソコンのExcelでは並べ替えの方法もわかりますが,このiPad版Numbersではデータの並べ替えをどうやって行うのでしょうか?

 「もう知ってるよ」という方も多くいらっしゃることと思いますが,自分のためのメモの意味もあり,以下にご紹介します.

 まず,例として,このようなシートを用意しました.毎木調査の野帳のつもりです.入っている数値は適当に作ったものです.

 この表の中のどこか(どこでもいいです)をタップすると,表の上と左に,グレーのバーが現れます.

 例えば,胸高直径(図中では「DBH」)を基準に並べ替えを行いたい場合は,「DBH(cm)」セルの真上あたりのグレーのバー上をタップします.

 そうしますと,「DBH」列全体が選択された状態になります.

 この状態の時に,同じあたり(グレーのバー上の青色になっている部分)をもう一度タップします.
 そうしますと,下図のようにいくつかの選択肢が出て来ますので,この中から「並べ替え」を選択(タップ)します.

 そうしますと,「昇順に並べ替える」「降順に並べ替える」という選択肢が出て来ますので,どちらかを選択(タップ)しますと,並べ替えが行われます.

 下図は,昇順に並べ替えた場合です.これで並べ替えは終了です.