2021年2月5日金曜日

ホワイトバランス

島根大学三瓶演習林では、主に演習林内の樹木の写真を撮っては、データベースに載せたり、SNSに投稿したり、ホームページでどんな写真があるかを紹介したりしています。

ですが、「中の人」は写真撮影のプロではなく、少しずつ独学で勉強しながら撮っています。

ですので、これから何回かの写真についての投稿は自分のためのメモのようなものであり、写真・カメラに詳しい方には役に立たないでしょう。

今回はホワイトバランスについて試してみました。カメラに設定されているプリセット・ホワイトバランスです。

使ったカメラはオリンパスE-500です。まあ、カメラ好きの方にとっては(あるいはそうでなくても)、もう骨董品ですよね、たぶん。
そのE-500を使い、三瓶演習林獅子谷団地の同じ場所で、いろんなホワイトバランスの設定で撮影してみました。
撮影した日の天気は、薄曇りというのでしょうか、モコモコとした雲が出てはいませんが、青空も見えていないというものでした。

まずこちらがホワイトバランス「オート」で撮影したものです。
目で見たとおりに写っているように思います。


こちらはホワイトバランス「晴天」で撮ったもの。
「オート」とほとんど変わらないようですが、黄色みがわずかに減り、緑色がわずかに濃くなったようにも思えます。


こちらはホワイトバランス「曇天」で撮ったもの。
「曇天」で撮ると、写真が少し青っぽく写ってしまうのを防ぐため、カメラが少し温かい色になるように補正して撮るようです。「オート」の写真より、わずかにですが、黄色みや赤みが増しているように思えます。


ここまで3枚の写真を並べてみましょう。「オート」「晴天」は自然な感じ、「曇天」はわずかに温かみが出たようです。


こちらはホワイトバランス「日陰」で撮ったもの。
「曇天」よりさらに温かくしようとしているようです。


ここまでのまとめとしては、「曇天」「日陰」といった影を意識したホワイトバランスのモードでは、そうではない時にそのモードを使うと、冷たい色調の写真になるのを防ぐために、温かい色調の方へ補正するということになるのでしょう。

(つづく)

 

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